JUDGEMENT SYSTEM
ジャッジメントシステム
BREAKING JUDGE
SYSTEM IN DANCESPORT
ブレイキンの
ダンススポーツにおける
ジャッジシステムについて
ダンススポーツにおけるブレイキンのジャッジシステムの現状
ダンススポーツにおけるブレイキンのジャッジシステムは進化を続けており、現在のブレイキン競技では、世界ダンススポーツ連盟(WDSF)が定める国際基準に基づいた審査が行われています。
2024年パリオリンピックおよびその予選シリーズ(Olympic Qualifier Series / OQS)を経て、現在のジャッジシステムは、より包括的かつ透明性の高い評価を実現するために整理・運用されています。
本システムは、ブレイキンの文化的背景や即興性を尊重しながら、スポーツとしての公平性・透明性・一貫性を高めることを目的としています。
WDSF Breaking における審査の考え方
ブレイキン競技の審査は、ダンサー同士のバトル形式において、各ラウンドごとに両者のパフォーマンスを比較し、優劣を判定する相対評価によって行われます。
審査は以下の5つの評価項目(Level A)に基づき、総合的に判断されます。
- Technique:身体操作、ダイナミクス、フォーム、空間認識などの技術的能力
- Vocabulary:ムーブの多様性、バリエーション、構成力
- Execution:完成度、安定性、コントロール、クリーンさ
- Musicality:音楽との同期性、リズム理解、音楽解釈
- Originality:独創性、即興性、個性、表現力
判定方法(ラウンド制・比較判定)
各バトルはラウンド単位で進行し、ジャッジは各ラウンドにおいて優勢と判断した選手へ投票を行います。
WDSFのジャッジシステムでは、5つの評価項目に対応したスライダーを用いて、競技中の優劣の変化を比較的に評価します。
各ラウンド終了後、ジャッジは評価を確定し、最終的に多数決によってラウンド勝者が決定されます。バトルは規定ラウンド数(例:Best of 3)で実施され、より多くのラウンドを獲得した選手が勝者となります。引き分けの場合は決定ラウンドが行われます。
また、MCによるカウントや演出と連動しながら結果が表示されることで、観客・選手双方にとって分かりやすく、透明性の高い競技進行が実現されています。
JDSF主催大会における考え方
JDSFブレイキン本部では、WDSF国際基準に準拠したジャッジシステムを導入し、日本国内における競技ブレイキンの発展と国際競技力の向上を推進しています。
本システムを通じて、公平で一貫性のある審査環境の整備とともに、世界で通用するダンサーの育成、およびブレイキンの文化的価値の継承と発展を目指しています。